横丁ぶらり旅

墨田区立川は、江戸時代、「鬼平」こと、長谷川平蔵が住んでいたところです。

都営新宿線「菊川」駅の真上に碑が建っています。

近隣には勝海舟生誕の地や、芭蕉庵、芥川龍之介生育の地、

吉良上野介屋敷跡など、数多くの史跡があります。

三ッ木は休日には横丁の元徳稲荷にお参りした後、

ぶらりと散歩に出ます。

通称ポンコツ横丁(解体屋通り)は、味のある街です。

自動車関連の中古部品なら、外車も含めて何でもあり、

かつて三ッ木はその地を題材?にして

「バス亭」という小説を書きました。

(当サイト内にありましたが、現在休載しています)

竪川から清澄通りを越えると吉良邸跡があります。

やや狭いのですが、邸内には「首洗いの井戸」や、

吉良屋敷で亡くなった吉良の家臣も祀ってあります。

毎年、12月14日の討ち入り当日には、

盛大な「討ち入り祭」がおこなわれます。

京葉道路沿いには、芥川龍之介生育の地の史碑があり、

ここで龍之介は幼少年期を過ごしました。

都営地下鉄「森下」駅の近くには

「京金」という日本蕎麦のお店があります。

梅を練りこんである蕎麦がお勧めです。

森下から南へ少し足を伸ばすと、深川芭蕉庵があります。

芭蕉に関する書簡などが展示されている、

芭蕉記念館もあり、ゆかりの碑が林立しています。

松尾芭蕉はここから奥の細道の旅へ出立しました。

深川不動尊もここから一足でたどり着きます。

隣の富岡八幡宮の境内奥には芭蕉神社もあり、

一帯は芭蕉一色です。

また、深川資料館には江戸の町並みが原寸で再現されていて、

当時の江戸庶民の生活様式を肌で知ることができる、優れた施設です。

清澄庭園からも近いので、お勧めの観光スポットになります。